今日は結婚後自分の時間ってありますか?という私も独身の頃疑問に思っていたことを独身の皆様にお伝えして行きたいと思います。結論といたしましては「あります」が、おそらくイメージしているものではないでしょう。
結婚前にイメージしてくださいと言ってもしずらいと思うので、出来るだけ私が感じたことを言語化して皆さんが想像できるようになれたらと思います。
結婚生活の中で”自分の時間“というものを考えるにあたり、大切なこともあります。
先に3点まとめを下記に書いておきます。
- 何もかも手放しで自分の好きなことをできる時間は少ない。
- 生活全体を考えて家事などと折り合いをつける必要がある。
- 結婚生活の中で自分の時間を取りたいならとにかく相談。
自分の時間って何?
と言うかまず、「自分の時間」ってなに?と思いませんか?いや結婚してようがしていまいがオールタイム自分の時間ですけどっ!!身体に”もう一人の僕”がいるわけでもないし、感情的になっても全身緑色の超人にはなりません。
でも、独身の頃に自分の時間に何してる?って言われて答えられます?私が独身のころは、そんな質問されても、「え、仕事終わりのこと?休日なにしてるのか聞きたいのかな??」みたいな気分でしたよ。
例えば独身時代の1日の流れがこんな感じだとすると、1人暮らしなら大抵の場合仕事以外は1人です。家事をするとか、趣味を楽しむとか、なにをして過ごすかはさておき、ほぼ1人の時間です。
いつが自分の時間とか、考えたことありませんよね〜。
そんで、結婚した途端に「自分の時間」なんてワードが飛び出してくるってことは、おそらく「自分の時間」=「完全にフリーの、何をしても、逆に何もしなくてもいい時間」なんだと思うんですよね。解釈は人それぞれかもしれませんが。
結婚をすると基本的に自分の時間は少なくなる。
それで言うと、結婚をしたら基本的に自分の時間は少なくなる、正直、独身の時と比べてほぼなくなると考えてください。お互いの生活リズムにもよりますが。
さっきのイラストを使うとこんな感じになります。今まで1人だった時間を、全て結婚相手の方と同じ屋根の下で過ごすようになります。
独身時代、今まで一人で過ごしてやってきたことが、全て妻と協力して行うように。手を取り助け合いながら、なんて素晴らしい結婚生活。ここだけの話、私は妻が可愛くて仕方がありません。
まあその話はさておき、妻が可愛かろうとなんだろうと、自分の時間ってのはめっきり減ります。これは仕方ありませんね。
自分の時間を作れないわけではない
ただ自分の時間が全くないわけではございません。いや正しくは、自分から作っていこうとすればいくらでも作れはすると思います。
- 仕事終わり少し帰りを遅くして、デパートをふらふら。
- 妻の就寝後にひっそりと好きなことをする。
- 休日朝妻が起きる前に早起きしてひっそりと好きなことをする。
これらは実際に私が1人で好きなことをできるタイミングですね。自分から作っていって、現に今、妻が寝た後にこの記事を書き進めています。
通勤中の車内、電車の中や、お風呂の時間なども自分の時間と考える人もいるかもしれませんが、仕事に行くとか、お風呂に入るとかの目的ありきの必然的な時間なので、今回の自分の時間とは違うかなと思いました。
コツは生活に支障をきたさないくらいに生活リズムをずらすこと
一番手っ取り早いのは、私のように結婚相手の方と生活リズムをずらすことだと思います。でも、妻が寝るころに家に帰るとか、そんな大袈裟な話ではありませんよ。私なんかの場合は、妻が寝た後1時間ないくらい自分の好きなことをしています。休日の朝はもう少し長めに時間をとっていますが。
私の妻は、『ちょっと◯◯したいから、少し起きてるね。』とあらかじめ言っておけば、『わかった〜、寝不足にならないようにね。』と心配してくれます。
私が夜遅くお風呂から出る時には、大抵妻はすでに寝ているんですが、たまにお手洗いに起きて私に気づいたりすると、おやすみ〜と手を振ってくれます。
仕事の休日体系が違えば自分の時間は多い。
お互いの仕事の休日体系が違えば、自分の時間は作りやすくなります。一方が土日祝休み、もう一方はシフト制とかね。
ただその場合は、逆にお互いの気持ちにすれ違いが起きてしまうことを避けなければなりません。むしろ積極的に2人の時間を作っていく必要すらあります。
大切なポイントは「土台は2人で生活している」って言うことを忘れないこと。
先ほどの自分の時間は作ろうとすればいくらでも作れはすると書きましたが。でもこれは相手のことを考えないで行うとだいぶ身勝手な手段になると思ってください。
土台は2人での生活なので、私はなにかやりたいことがあるのなら、相手と相談の上で時間を確保する必要があると思うんです。
例えば自分がお休みで奥さんが仕事、そんな日は1日自分の時間だと思うかもしれません。しかしそれは間違いです。
結婚すると生活は2人で成り立たせていくものなので、持ちつ持たれつです。フリーの時間があろうと、相手のために何かできることはないかと言う気持ちを忘れてはいけません。
- 朝一緒に起きて朝ごはん、お弁当をつくる。
- 溜まっている洗濯物を昼間のうちに洗う。
- 日用品の買い出しに行く。
- 普段掃除できないところを掃除する。
などなど、おそらく出来ることは沢山ある。
しかしこれは、MUST=やらなければいけない!ではないんです。やらない選択肢もあるでしょう。その場合は朝ごはんやお弁当は奥さんが1人で朝起きて作って持っていくし、洗濯物はさらに溜まり別の日に2人で洗ったりするのだと思います。
ただ奥さんによっては、「休みなのになんでやってくれないんだ」、「気が利かないな」など思うかもしれません。
(例えば旦那の前日まで仕事が何連勤もあったとか、それこそ夜勤で朝方帰ってきたとか、前提条件で変わってきますが)
これに対し「こっちだって仕事が忙しい中久しぶりの休みなんじゃ!」などど対向するのはダメです。
とにかく話し合ってください。
休日の予定申告制度(仮)
私は妻に比べて休みが少ないので、気晴らしにたまの休みでもどこか遠くにお出かけしたりすることがありますが、その場合はあらかじめ妻に伝えています。
家のことほとんどできなくなりますからね。あらかじめ言っておけば妻も理解してくれます。
その為、私は休日にこれやろうかなと思っていることは、お出かけに限らず妻に伝えることが多いです。妻と休みが違ったりすると、妻は私が休日に何をしているかなんてわからないですからね。
休みの日でも第一は家のことを考える。
別に予定申告は、家のことをしなくても良いと言う免罪符じゃないんですよ?笑
基本的には私は休みの日でも第一は家のことを考えるようにしています。ただ、この日はこれをしたい!と言う時があって、家のことができない日もあります。
何も予定がない日に何もしないのは私的には罪ですが、予定があってできないのは仕方がない。要らぬ誤解を生まないための策なんです。
何もしない!という予定を行使したいなら、あらかじめ相手に伝えてください!笑
結論といたしましては、想像するような自分の時間はあまりありません。
独身の頃はご飯を作らない、洗濯しない、掃除をしない、貯金をしない、仕事をしない等、それによって被る不利益などは全て自己責任です。それらをほっぽって好きなことを優先するのも自由でしょう。何せ、オールタイム自分の時間ですからね。そのような独身時の”自分の時間”を想像していたのなら、そんなものはありません。
結婚すると、それらの不利益は2人の責任になります。お互い似たもの同士で部屋が汚くても、服が臭くても構わないのであれば良いのかもしれませんが、大抵そんなわけはないでしょう。
2人で支え合って生きていくと言うことを前提に、自分はもちろん相手の生活に対しても責任を負っているため、完璧にこなそうと思うと自分の時間なんてほとんどなくなるんじゃないかな?
それをうまく2人で話し合いながら、分担しながら自分の時間を確保していく必要があります。
- 独身時代は何をするのも自由。それによって被る生活の不利益は全て自己責任のため、”全てが自分の時間”と言える。
- 結婚すると、相手の生活に対しても責任を負うことになる。分担できるとはいえ”生活していく上でやらなければいけないことをしっかりこなした上で自分の時間が得られる”。
家事分担、休日の過ごし方などは要相談。とにかく話し合い。しのごの言わず話し合おう!!