今日は私がたまに使っているAshleigh&Burwood(アシュレイ&バーウッド)のフレグランスランプというものを紹介したいと思います。
全く馴染みのない方には、どのようなものか想像もつかないかも?
そこで、今回はアシュレイ&バーウッドのフレグランスランプの使い方、害はないの?と言った疑問や、様々な香りを試してきた経験を踏まえ、個人的に好きなランプとオイルもご紹介します。
- Ashleigh&Burwood(アシュレイ&バーウッド)のフレグランスランプとは
- 使い方、よくある質問(体に害はないの?etc..)
- 人気の香りと個人的に好きな香り(&ランプ)
フレグランスランプとは
まずフレグレンスランプというのはざっくりいうとアルコールランプのようなものです。
小学校の頃理科の実験で使った方も多いのではないでしょうか。
(なんとなく調べてみたら、今はもう小学校でアルコールランプを使わない学校もあるとか。マッチの使い方が難しい事と、安全上の問題があるそうですが…時代の流れを感じてしまいます。)
フレグランスランプの使用手順
構造はほぼアルコールランプですが、使用目的が違う為使い方も一部異なります。
アルコールランプは火を使って別の何かを行う事が目的ですが、フレグランスランプはアルコールに含まれる香りを楽しむものなので、火を消して使います。
火をつけっぱなしで使うわけではないので、使用手順さえ守れば安心!
使い方については、実際に写真を交えながら後で解説します!
どんな仕組みで香るのか?
次は、香るアルコールランプなのはわかったけど、じゃあどんな仕組みで香りがするの?ですね。
ざっくり言うと、香料の入ったオイルを触媒燃焼により気化させ、香りを広げています。
触媒燃焼とは?と思いますよね。
白金やパラジウムなどは非常に触媒効果が高く、水素の酸化には白金が、メタンの酸化にはパラジウムが特に強い能力を発揮する。その効果を利用した白金カイロは、ガソリンやアルコールを白金面上で燃焼させて熱を出す仕組みである。
火鉢の炭火やこたつも灰の中のカリウム塩やナトリウム塩の触媒効果を利用したものであり、空気の流通の悪いところでもゆっくりとした燃焼を持続させる働きがある。
Wikipediaより引用(最終更新 2017年10月22日 (日) 04:49)
難しいですが、火鉢の炭火でも触媒効果を利用しているとあるように、火を出さずに燃焼することです!
火をつけたまま使うわけではないので、芯は熱いですが燃え移りの心配はなく、安全に使用できます。
Ashleigh&Burwoodとは?
早速Ashleigh&Burwoodのフレグランスランプをお見せしたい所なんですが、まずAshleigh&Burwoodについてざっと書きますね。
- Ashleigh&Burwoodとは、1993年にイギリスのロンドンで誕生したルームフレグランスを取り扱う企業です。
- 除菌と消臭ができるフレグランスランプがとても人気で、その他にもリードディフューザーやサシェなど多くのルームフレグランス製品を製造しています。
- 香りはテーマごとに1つ1つプロの調香師がブレンドして作り上げています。また、香料には身体に害のない植物由来の原料のみ使用していたりと、アロマの本場で生まれたこだわりの香りを楽しむことができます。
イギリスの会社ということは、輸入製品ですね、オシャレ!
因みに株式会社リブインコンフォートという会社が、日本での正規輸入代理店となっています。
お客様対応も素晴らしい企業で、他にもユニークな商品が沢山あるので、ぜひオンラインショップも覗いてみてください。
実際のAshleigh&Burwoodのフレグランスランプ
実際のAshleigh&Burwoodのフレグランスランプはこんな感じ。
すっっっっっっごく可愛いです。
ランプの種類は何種類もあるんですが、これは私が過去イチ可愛いと思っているランプです。
私の持っているのとは別の種類ですが、Ashleigh&Burwoodのフレグランスランプといえば、モザイクガラスのフレグランスランプなんですよね〜。
職人が1つ1つ手作りしてるらしくて、同じものを見比べても全く同じ模様のものはない。
気に入ったの1つ買うだけでも、オンリーワンだと思うと更に特別なものに思える、魔法のランプです。
また、商品それぞれにテーマがあって、名前からどんなテーマなのか想像するのも楽しみの一つだと思っています。
使い方を詳しく紹介します
先ほど使い方の流れは説明しましたが、詳しく写真付きで使い方を紹介します。
そのまえに部品について
まずフレグランスランプの部品は、
- デコレーションキャップキャップ(大きい方)
- 消化キャップ(小さい方)
- セラミック芯
- ランプ本体
で構成されています。
アルコールランプと異なる点は、芯の先端が石(触媒)になっていることと、直接芯に触れないためのデコレーションキャップが付いている事ですね。
オイルにランプを入れる
まずランプにオイルを入れます。
私は箱なしの展示品を買ったので持ってないんですが、専用の漏斗が付いてますのでそれを使ってください。
大体2/3ほど入れたら大丈夫。
セラミック芯を戻しオイルが染みるまで待つ
その後セラミック芯を戻すんですが、オイルが染みるまで待たないとセラミック芯が燃えません。
消火キャップをしてオイルがセラミック芯に染みるまで40分以上楽しみに待ってください。
※消化キャップをしっかり閉めないとオイルが気化してしまい勿体無いので注意
※2回目以降使用の際はこの工程は不要ですが、ランプの中にオイルがなく、セラミック芯が乾いている場合には必要になります。
オイルが染みるとセラミック芯が黒くなりますが、だいたいこんな感じになれば大丈夫です。
最初は白いセラミックの石なので、黒くなったらすぐわかります。
火をつけて2分ほど待つ
そしたら火をつけてください。
最初は結構大きく火が上がるので、周辺に燃えやすいものがない様注意してください。
徐々に炎が安定するので、2分ほど燃やしたら火を吹き消してください。
デコレーションキャップをして香りを楽しむ
火を吹き消したら触媒燃焼が始まるので、香りが広がり始めます。
セラミック芯は熱いので、危なくない様デコレーションキャップをして香りを楽しんでください。
芳香を止める場合
燃焼を止めて芳香を終わらせるには、デコレーションキャップを一旦外して、消化キャップを被せます。
デコレーションキャップは熱くなっていますのでしっかり触ると熱いです。気をつけてください。
専用のオイルについて
オイルは、Ashleigh&Burwoodのフレグランスランプ専用オイルを使用してください。
このグリーンバンブーの香りは爽やかで落ち着くので個人的に結構好きです。
結構種類があって、定期的に新しい香りも増えているので、正直迷います。
しかし、株式会社リブインコンフォート様の公式オンラインサイトで試香紙を頼むことができるので、気になる香りがあったらお願いしてみてください。
今すこし公式オンラインサイトを除いたら、4〜50種類ほどありました。迷いますね!
特徴として、液漏れ防止のため、専用ボトルはキャップを押しながら反時計回りに回して開ける仕様になっています。
フレグランスオイルの成分
フレグランスオイルの成分は以下の通りです。
- イソプロピルアルコール:約90%
- 香料:約10%
イソプロピルアルコールについては病院の消毒液などでも使用されるアルコールです。
使用上の注意として、怪しい成分ではないですが、消毒用ではないため皮膚についたり眼に入ったりしたらすぐに洗い流してください。何か異常を感じた場合にはすぐに医師の診察も受けてください。
除菌・消臭ができる!
なんと、良い香りがするのは勿論のこと、除菌と消臭も一緒にできてしまします。
- 30分使用でタバコの匂い99.9%除去
- 60分使用で空気中のハウスダスト・ダニ類99%除去
- 180分使用でバクテリア99%除去、カビ胞子60%除去
正式認可を受けたイギリスのAIHAラボラトリー(ISO17025)というところで証明されているらしいので、信用できますね。
除菌についてですが、コロナ禍でも一度も調子悪くなったりとかないので、やはり効いているのでしょうか?
消臭については、間家帰ってリビングの扉を開けたら、飼っていないハムスターの獣臭がしたんですぐフレグランスランプ焚きました。いつの間にか匂いがしなくなったので、ハムスターの匂いがした時にはぜひおすすめです。
※個人の感想です。
株式会社リブインコンフォート様の公式SNSでも書いてありました。公式オンラインサイトでの対応がとても丁寧なので、大好きです。
余談:フレグランスランプの歴史について
フレグランスランプは、今から100年以上前、1900年ごろに開発されたものだそうです。
当初はフランスの病院での除菌・消臭を目的とされ、アシュレイ&バーウッドのようなランプの華やかさも、香りの楽しみもなかったそうです。
100年以上も前に、すでに病院で除菌・消臭目的で使われていたなんて驚きですね。素敵なデザインで一般の人も楽しめるようにしたアシュレイ&バーウッドに感謝です。
個人的に好きなランプとオイルを紹介します。
今まで数種類のランプとオイルを使ってきましたが、その中でも特に好きだったものを3つずつご紹介させてください!
ランプ部門
まずは好きなフレグランスランプを3つ紹介します。
ランプSサイズ ザリーナ
まずは現在私が使っているこのザリーナです!今まで数種類のランプを使ってきましたが一番お気に入り!
フレグランスランプはサイズSとサイズLがありますが、ザリーナはサイズSの中でもとりわけこじんまりしていて可愛い。
私桜が好きなんですけど、桜の花びらが舞っている様な感じで素敵ですよねぇ〜。
しかし、ザリーナ(Tsarina)の意味を調べてみると、皇帝の妻!
そう言われるとえもいわれぬ圧を感じるような気がしてきました…。
ただ日本ではもう販売はしていないのか、公式オンラインサイトにはありませんでした。
私はたまたま近くのお店で展示品かぎりで見つけたのを買えたので良かった!サンキュー皇帝の妻!
ランプSサイズ シートレジャー
左の方です。私は緑が好きなんですが、このランプの緑は青みがかった緑というか、なんとなく海の様な雄大さがあります。
その中に金色や赤色、水色が混ざっていて、海の宝(シートレジャー)というテーマで散りばめられた色なのかな?と想像ができます。
モザイクガラスなので光にかざすとすごい綺麗です。海の宝って感じしません?しますよね?ね?
ランプSサイズ リトルオーシャン
リトルオーシャン(小さな海)!
モザイクガラスの代わりに並べられているのは、なんと天然素材の本物の貝殻。
恐るべしAshleigh&Burwood、徹底したオンリーワンへのこだわり。
これは友人へのプレゼント用に購入したんですが、思わず写真に撮ってしまったくらい可愛いなと思ったランプです。
インスタとかでもあげている人が多いし、おそらくランプの中でも人気上位のランプです。
オイル部門
次は好きな香りのオイルを3つご紹介します。
香りに関しては感じ方に個人差があるので、あくまで「ほーん」って感じで読んでくだせぇ。
ジャスミン&ダムソン
良い香り!と思ってまとめ買いしたほどのオイル。
- TOP:スモモ
- MIDDLE:ジャスミン
- BASE:サンダルウッド
最初ああちょっと甘いかな?!って思うけど結果そんなことなくスッキリとした余韻が残るちょうど良い甘さの落ち着いた香りです。
多分ベースがサンダルウッドで締められているからかな?
サンダルウッド(和名:白檀)は仏教の寺院とかで炊かれているリラックス効果のある香りなので、そう感じるのかも。
フレッシュリネン
フローラル系の甘さや、スパイス系のエキゾチックさも良いですが、なんだかんだ清潔感のある爽やかな香りが落ち着きます。
- TOP:アクア
- MIDDLE:ベルガモット
- BASE:アンバー
どの香り成分も尖った甘やさエキゾチックさはなく、うまく石鹸の様な爽やかな香りにまとめたなぁ〜って感じの香りです。
消臭スプレーとかでもリネン系のものを結構好んで使うので、この香りもドストライクでした。
ヨシノウォーターズ
諸事情によりどアップで。
- TOP:スパウォーター
- MIDDLE:鈴蘭
- BASE:アンバー
このオイルは本当不思議で、第一印象が「スイカ!!」でした笑。
何がハマったとかではなく「スイカ!!」ってだけでなんだか使いたくなってしまう不思議なオイル。
強いて言えば「スイカ!!」がハマったのかもしれません。スイカそのものはあまり得意ではないです。
これはまたリピートしたいオイルです。「スイカ!!」というだけで。
※調べてみたらこちらは廃盤となってしまったようです…好きな香りだったのに残念です。
公式の人気オイルも紹介
好みは人それぞれですが、正規輸入代理店の株式会社リブインコンフォート公式オンラインショップから、人気の香りもご紹介します。
ホワイトティー
- TOP:グリーンティー
- MIDDLE:リネン
- BASE:ムスク
この香りは、人気ランキング常に上位に入っている香りです。
私も試した事がありますが、印象としてはミルクティーのような甘さの香りです。
ただ甘ったるい!という甘さではなく、上品な後味すっきりしたような甘さです。
特に変な癖があるわけではなく、多くの方に選ばれるのも納得の香り。
ピオニー
- TOP:アップル
- MIDDLE:ピオニー
- BASE:ムスク
ピオニーも人気ランキング常に上位の香りです。
ピオニーはそうですね、こちらも甘すぎない甘さが特徴で、ホワイトティーとは違ったフローラルな甘さがあります。
香水とかでも人気の香りですね。
ニュートラル
- 香り成分なし
こちらは香り成分なし、無臭のオイルですね。
用途としては、以下の使い方があります。
- 空気清浄効果目的で無臭のオイルとして
- 他のフレグランスオイルの香りを薄める薄め液として
- ウィックの目詰まりをとるメンテナンス液として
香りがないとは言え色々な使い方があるので、沢山買われているのだと思います。
フレグランスランプの気になる疑問点
さてざっと使い方とおすすめを紹介しましたが、気になる点もあるのではないでしょうか?
私もリブインコンフォート様の公式オンラインサイトのQ&Aをじっくり読みこみました。
ここではざっと、初めて使う方が気になりそうな点を書いていきたいと思います。
オイルはどのくらい使用できるのか?
オイルの使用時間ですが、専用のフレグランスオイルは1本500mlです。
仮に全て一気に使用する場合、連続使用時間は約20時間だそうです。
リードディフューザーのようにずっと香りを漂わせるのではなく、帰宅時や気分転換の時など、場面場面で使う方がいいと思います。
面倒に思える火をつけて2分待つ手順も、火には1/fゆらぎと言って眺めているとリラックスする効果があるので、私はよく疲れた時とかに炊いています。
どのくらいの広さの部屋まで香りが広がるのか?
フレグランスランプにはSサイズとLサイズがありますが、どちらも約30畳まで香りが広がります。
じゃあSサイズとLサイズで何が違うのかというと、セラミック芯の表面積の大きいLサイズの方が、香りが早く広がります。
早く香りを広げてオイルを効率よく使いたい方にはいいかもしれません。
とはいえ、Sサイズでも6畳程度の部屋であれば香りはすぐ広がります。小さめでインテリアのワンポイントとしても最適ですし、部屋の広さによって使い分けるのも良しです。
危なくないのか?
大前提として、実際に火をつける約2分の間は、目を離さずに見守っていた方がいいです。
Lサイズでは結構大きく火が上がることがあるため注意してください。
火を消して触媒燃焼が始まれば、後はデコレーションキャップをしてしまえば安全ですが、念の為周りに燃えやすいものを置かないようにしてください。
(火は出ていないため燃え広がる危険性はほぼないですが、紙などを直接芯に当て続けていると焦げます※実験済み)
私も一回香りを炊いたまま寝落ちして、一晩使用してしまいましたが、特に何もありませんでした。
デコレーションキャップも持てないほど熱くなることがないようセラミック芯からの距離は考えられていると思います。
とはいえ高温になることは避けられないので、つけ外しの際は怪我等内容に注意してください。
消耗品はオイルだけ?
オイルだけを買い換えてずっと使えるかというと、そうではありません。実はセラミック芯も消耗品です。
セラミック芯には眼に見えない細かい穴が開いており、そこから香り成分が広がっていくらしいのですが、次第にこの穴が香りの成分で詰まってきます。
そうなると火をつけた時に「ぼっぼっぼっ」と燃焼が不安定になったり、吹き消した後にすぐ冷めてしまったりします。
また火を消し忘れたり、中のオイルが尽きた状態で触媒燃焼をしてしまう(空焚き)とセラミック芯の紐が焦げて使えなくなってしまうそうです。
どのくらい使用しているかによって使えなくなるタイミングは違うので、定期的に交換した方がいいです。
また、先ほども紹介した「ニュートラル」という無臭の専用オイルに浸けておけば香り成分の目詰まりが解消されるので、メンテナンスができます。
人体に有毒な成分は入っていないのか?
オイルを燃焼させるため、有毒な成分を心配されるかもしれません。
しかし、成分はすでにご紹介したように、怪しいものではございません。
- イソプロピルアルコール:約90%
- 香料:約10%
生産されているイギリス、EU生産安全基準に則って製作されており、またペットなどの動物に対しても無害であるという証明も取得しているため、安心して使っていただく事ができます。
ただし、成分自体は無害なものの、妊婦さんや小さな子供など、香りに敏感な方がいる場合は使用を避けた方が良さそうです。
安全性に関しては特に気になるところかと思いますので、株式会社リブインコンフォート様の安全性についてのリンクを貼っておきます。
自分用としてはもちろん大切な人への贈り物にも最適
でも輸入品、お高いんでしょう?と思った人正直に手を挙げてください。
そうです。決して安い買い物ではないと思います。
しかしただのフレグランスランプではなく、
- インテリアとしても最適。
- 除菌・消臭もできる。
- 手作りで一つとして同じ商品はない。
と言った付加価値もあって満足度は結構高いんじゃないかなと思います。
私も皇帝の妻を見つけた時は、迷いに迷って「えぇい買っちゃえ!!」って感じでしたけど、そこから今まで一回も後悔はないですね。むしろ長く楽しめてます。
除菌・消臭ができると言った点では、大切な人のことを想ったプレゼントとしても最適かなと思います。
気になった方はぜひ使ってみてください。