先日、同棲中の2人で一緒に趣味を楽しむ際のポイントという記事を書きました。
この事について、実際に私たち2人の共通の趣味であるアイドル好きについて持論を書いていきます。
- 共通の趣味としてのおすすめ度
- 一緒に楽しめる点
- 喧嘩に繋がりそうな懸念点
- 共通の趣味としての理想の形
具体的には上記の事を書いていきます。
共通の趣味としてのおすすめ度
まず、いきなり重要な共通の趣味としてのおすすめ度について持論展開します。
おすすめ度は★★★★★(星5段階)で表したいと思います。
では、アイドル好きの共通の趣味としてのおすすめ度は「★★(星2つ)」です。
星2つとはまあまあ低いですが、理由を書いていきます。
①謎の独占欲のせいで「好き」を共有しにくい
アイドル好きという趣味は、謎の独占欲のせいで「好き」を共有しにくいです。
同じアイドルが好きとか、同じグループが好きとかの場合はまだ大丈夫です。
しかしその中でも特に大好きな「推し」が出てくると、徐々に「好き」を共有しにくくなります。
人は不思議なもので、例えばあるアイドルを好きになって色々知るうちに、そのアイドル全てを自分だけが知っているような気になります。
その為、例え同じアイドルを推す人がいて、「〇〇の△△なところがいいよね〜」と言われても、「いや〇〇の良さは□□だよ」と反論したくなるんです。
不思議ですねぇ〜。そしてこれはその人と距離が近いほど起こり得ることだと思います。
同じアイドルを好きになってもそう言った心理が生まれるので、なかなか「好き」と言う気持ちを共有するのは難しいです。
②男女の壁がある
そもそも、アイドル好きは男女の壁があります。
- 男性→坂道系、ハロプロ、声優アイドルユニットなど
- 女性→ジャニーズ、韓流アイドルなど
このように、やはり男性なら女性アイドル、女性なら男性アイドルとお互い違う性別のアイドルを好きになってしまうのは仕方のないところ。
ハロプロなどは女性でも好きな方が多く、おそらく男性でもジャニーズが好きな男性はいるかもしれません。
好きなものは好きですからね。
しかし、仮に彼氏が坂道オタク、彼女がジャニーズオタクの場合、「好き」の共有なんてもってのほか、なんならお互いパートナーが異性に夢中です。アイドルとはいえ、度が過ぎると喧嘩の種になります。
これも、なかなか共通の趣味としておすすめできない理由です。
③そもそもアイドルを好きになり「推す」とは
そもそも、アイドルを好きになり「推す」とは、本来共有しにくいパーソナルな領域だと思います。
- 「推し」を好きになったきっかけは?
- 「推し」の一番好きな曲は?
- 「推し」の出演するメディア逐一チェックしてる?
- 「推し」のどんなところが好き?
- 「推し」のグッズ集めてる?
これは今適当に「推し」について考えた質問ですが、何1つとして、「推し」に対するエピソード、思い入れ、熱量、好きなポイントなどが同じな人って居ないと思うんですよね。人対人なので、これはどうしても仕方ないと思います。
同じアイドルを推していたとしても、個々人が持っているそれらを真に共有するのは無理です。
上に「好き」を共有しにくい、男女の壁があると書きましたが、ここに来てそんな事すら生ぬるい、そもそも「推す」とはパーソナルな神聖な領域なのです。
④アイドルの応援はやっぱり楽しい
とはいえ、アイドルを応援するのはやっぱり楽しいです。
アイドルとはいえ歌やダンスがめちゃくちゃ上手な人はいますし、表情で魅せてくるさすが!というアイドルもいます。
それだけでアイドルのライプ映像なり曲のPVなりをみてキャーキャーすることはできますし、一緒に楽しむ分にはめちゃくちゃ楽しい。
①〜③の理由で、共通の趣味にするにはちょっとな〜と思いましたが、私とパートナーはこの辺りで2人ともめちゃくちゃ楽しんでいるので、なんとか★(星1つ)を免れました。
一緒に楽しめる点
なかなか共通の趣味にするには難点も多いアイドル好きと言う趣味ですが、一緒に楽しめる点もあります。
すでに上に書いてますが、アイドルの応援自体は2人で楽しめる事だと思います。
そのアイドルのライブ映像なり、曲なりで、「かわいい」「かっこいい」というシンプルな感情は共有しやすいです。
曲であったり、ダンスであったりはコンセプトがあるはずなので、ある程度感想は一致するはず。
その為、一緒にアイドルのライブ映像をみてかわいい、かっこいいなどの感想を言い合って楽しむことはできると思います。
まあたまに迷走した曲とか出すアイドルいますがそれは抜きにして。
私は男ですが、それでもジャニーズの曲はめちゃくちゃかっこいいと思います。
しかし!強いていえば本当にこのくらい。
これ以上話を広げて、どのアイドルが好き、このアイドルのこんなとこが良いという話になると、もしかすると共感を得られないかもしれません。
私とパートナーの話
ちなみに私とパートナーの話になりますが、うまくお互い楽しめているんじゃないかと思っています。
お互いハロプロが好きなのですが、前提としてそれぞれ、
- 私(男性)
→パートナーに宣伝されハロプロが好きになった。好きなグループ・メンバーはいるが、比較的ライト層 - パートナー(女性)
→元々結構なハロプロ好きで特定の推しメンがいる。チェキ会とか、そのメンバーのイベントとかにも1人で行く感じ
こんな感じです。
私は女性アイドルのハロプロ好きといえど、ライト層なのでパートナーとの関係に支障をきたすほどでもない。
パートナーは結構なパロプロ好きですが、同性のアイドルなので別に私も気にしていない。好きなメンバーのことについて熱く語られても、私も反論したり持論展開するほど詳しくもないので、いつものやつねという感じで話を聞いています。
お互い異性のアイドルが好きで大分熱心に推しているとは真逆の感じなので、うまくお互い楽しめているのかなと。
喧嘩に繋がりそうな懸念点
喧嘩に繋がりそうな懸念点は、どの程度アイドルに熱を上げているかというところがポイントです。
熱を上げすぎてパートナーをほったらかしすぎている
同性アイドルならまだしも、異性アイドルに大層熱を上げてパートナーをほったらかしにしていると、パートナーはいい気分にはなりません。
世の中には「リアコ」という言葉がありますが、これはある対象に本気で恋愛感情を抱くことで、アイドルに対しても使います。勿論、冷静に考えてアイドルに対して、敵わない恋なのは理解した上でです。
ただの「推し」ならまだしも「リアコ」と言われるレベルで熱を上げていると喧嘩の種になりかねません。
パートナーとの同棲生活はなんてことない日常ではありますが、そのパートナーは人生の伴侶となる予定の人です。
アイドルに熱を上げるのもいいですが、しっかりパートナーの事も考えて生活しましょう。
グッズの集めすぎにも要注意
アイドルはさまざまなグッズを売ります。
「推し」の為にと色々貢ぎすぎていると、これもパートナーは良くは思わないでしょう。
時々、生活費を削ってまで「推し」に貢いだりする人がいますが、これはいけません。
余裕のある生活を送れてこそ健全に推せるというものです。
お金も無くなりますし、家のスペースもグッズが増えて狭くなる。あまりいいことはありません。
適度に集めるようにしましょう。
共通の趣味としての理想の形
アイドル好きの共通の趣味としての理想の形は、真の熱を抑えて楽しむことだと思います。
というか、100%楽しみを共有して過ごすのは恐らく無理です。
100%楽しもうと思ったら、お互いがお互いの楽しみ方で別々に楽しんじゃうのが1番だと思います。
推しのレベルを、いわゆるミーハーと言うくらいのレベルにお互い合わせて初めて一緒に楽しい時間を共有できるのではないでしょうか。
このレベルであれば、アイドルも男女問わず「かっこいい」「かわいい」と言う感想を共有してキャーキャー言うことができると思います。
ポイントは趣味としてアイドルを推すレベルに留めること
あくまで趣味です。アイドル好きと言う趣味は趣味の中でも一番趣味の範疇に留めるべき趣味だと思っています。
料理好きが高じてめちゃくちゃ美味しい料理ができるようになるとか、キャンプ好きが高じてサバイバル技術が上がるとかはあっても、アイドル好きが高じてアイドルとお近づきになれることはありません。いやそもそも同棲してるだろ!ってね。
他の人間に興味を向けると言うことなので、同棲生活では尚更趣味の範疇に留めるべきです。
勿論、パートナーとの生活も真剣に考えていて、支障をきたさない程度にめちゃくちゃ楽しむのはアリですよ。
ではまた。